漫恋

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アリスと蔵六の評価や評判が良い理由を考察!

      2017/06/05

アリスと蔵六は、読者だけじゃなくて。

立派な賞もとるくらい評価が高い。

じゃ、具体的に他の作品と何が違うのかと。

今回はそこについて、話していこうと思います。

 

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アリスと蔵六の評価が高い理由を考察

アリスと蔵六の面白さは、

  • 描写に躍動感がある
  • SFだけど、扱ってるテーマが普遍的

細かく言えばもっとあるのかもしれないけど、突出してるのはこの2つだと思う。

まず描写に躍動感がある。

とにかくキャラが動く動く。

正直、これ今なにしてんの?

ってくらい、描写が激しいw

あと、絵が見てて楽しい。

例えば、ミリアムと一条の戦闘シーン。

2巻

この描写が個人的に好き。

映画のワンシーンっぽい。

原作者の今井さんは、映画の知識をマンガの中に取り入れているので。

コマの画面が単調じゃなく、飽きがこないんですよね。

ただやっぱ、動きが激しすぎる所は、ほんと読み取りづらいw

あと7巻の一条と、赤の王が対峙してる場面。

7巻

この描写描きたいがために、赤の王のキャラ作ったのか?

と勘ぐってしまうくらいかっこいい。

ちゃんとした戦闘シーンは、ほぼ一条の時しか見られませんがw

アリスと蔵六は、能力系のバトルマンガと一見思われがちですが。

そこが主題じゃないんですよね。

ていうか能力のみにフォーカスしたら、

ただのパワーインフレ系のジャンルに入って、評価ガタ落ちだとおもいますw

 

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評価が高い理由のもう一つに

「SFだけど、扱ってるテーマが普遍的」

という話に繋がるんですけど。

紗名を起点に、蔵六や羽鳥などを通して。

家族や友達との距離感、自我の芽生えなど。

全体的な視点から見ると、「子供の成長」というテーマがあるんだと思います。

 

蔵六の「曲がったことが大嫌いなんだ」は、紗名にとっては「駄目なものは駄目」と、理不尽な扱いを受けていると思って。

紗名は、蔵六に説教をされても、反発するという。

子供らしい所があり。

リアルな家庭教育に通じる所がありますよね。

親の視点はわかりませんが、子供の気持ちはよく分かるw

「駄目なものは駄目」と言われても、紗名は理屈で理解しないと納得できないタイプだから。

「モシャモシャ」という、自分でも分からん自分の感情にイライラしてる場面が、あるんだと思います。

数学が得意な所も、「AはBである」という。

答えが通じない現実世界で、苦しんでる現代社会の子供たちの象徴でもあるのかなと。

答えがないって、「じゃどないすんねん」ってなりますからねw

答えがない問い=「モシャモシャ」を、なんとか頑張って解こうと。

紗名は、色々迷って。

その結果、羽鳥との対話を通して。

モシャモシャの問いに、自分なりに答えを導きだすという。

葛藤を乗り越えて、他者の感情に寄り添い。

成長していく場面も見られました。

泣いてる羽鳥に、なんて言葉かけようか考えてる紗名とか。

5巻

「まぁ、立派な子に成長したわねぇ」

と、擬似的に親の視点で見ちゃいましたからねw

キャラの繊細な感情が、セリフだけでなく、表情にも出てるという。

 

そういえば、最初に見どころを紹介した記事を書きましたが。

今思うと「どんだけ表層的やねん!」

と、自分でツッコミを入れたくなる所ですがw

やっぱり一番の魅力というか、評価の高さは紗名含め。

キャラ一人一人の感情の描写が、細かくて感情移入しやすい所だと思いました。

 

原作1巻から考察感想もまとめてます。

 

 

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