漫恋

漫画に恋してる人が漫画の感想を綴る

僕たちがやりました 最終回の感想とネタバレ!ラストの意味も考察

      2017/07/19

漫画、僕たちがやりました。

面白すぎて一気読みしたので、
その勢いで紹介したいと思います。

ジャンルとしては、
コメディ、シリアス、学園系。

あと、エロになります。

4つの要素が混ざって

ホラー漫画みたいになってます。

 

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僕たちがやりましたあらすじ

高校生のトビオ、マル、伊佐美
と、その高校OB、パイセンが

ヤンキー高にケンカを
ふっかけられ。

その報復として、
4人はヤンキー高に
侵入して小型爆弾を設置。

ヤンキーたちをビビらせる
目的で、小型爆弾を爆破させるも。

ガスに引火して爆破力が増して、
結果的に人を10人殺し。

その後、4人の視点から、
それぞれの逃走劇が
展開されていくと言った話。

人、殺すほどだから
シリアスなマンガかと
思いきや、ギャグが多めで。

原作者はむしろ、
ギャグを引き立てるために
シリアスな展開を描いたというほど。

これ知った時、
「ほんとかよ!」って
疑ったんですが。

確かに、ギャグマンガ
だけで言ったら、
高校生の勢いだけのノリを
描いただけの

つまらない漫画に
なってたかも。

お笑いの原理原則、
「緊張と緩和」を
これでもかと活かしてるマンガです。

爆破事件から最終回結末までの流れ

爆破事件は、
警察と繋がりがある
パイセンの父親によって
もみ消されて。

それでもトビオ達は
人を殺した罪悪感から
逃れるために。

自分の欲望を
これでもかと満たして
いくんですが。

もう、とにかく読んでて
胸くそ悪い。

けど、この胸くそ悪さを求めて、
また読みたくなる、
謎の衝動にも駆られるという。

4人の人間関係が崩壊したり、
また寄りを戻したり。

で、最終的に4人は、
罪悪感から逃れられず、
自首することになるんですが。

パイセンの父親は、
自分の息子が爆破事件の
犯人となれば、

自分の名誉に傷がつく
ということで。

部下達を使って
4人の自主行為を妨害して。

最終的に妨害した父親の部下を
パイセンが殺してしまい、

パイセンだけは警察に捕まって、
トビオ達はその後、平穏に
暮らすことに。

みたいな話が
おおまかな流れです。

僕たちがやりましたストーリーの見どころ

 

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逃亡生活はめちゃくちゃだったけど。

最終的に、4人がそれぞれの
理由で

明確な意思を持って
自首を決意する所が面白いです。

原作者は、この話を
行き当たりバッタリで
描いてるって言ってたけど。

そんなことを感じさせない
くらい、すごいキレイな
ストーリー展開になっててすごい。

パイセンは、
爆破事件をもみ消した
父親とは一度も会ったことがなくて。

自分に対して、
「愛」を持っているかを
親に問いただすために、

父親に
会いにいくも。

愛どころか、
無関心で

しかも最終的に
殺されかけるという。

そこで、
パイセンは、
父親に自分の存在を
証明させるために
自首することに。

 

トビオは、
「そこそこ」は正義!!
「そこそこ」は愛!!
っていうくらい、

平坦な人生を
望んでたけど。

爆破事件をきっかけに
「そこそこ」な
人生が奪われ。

誰よりも
人を殺したことの
罪悪感を感じてて。

最終的に
この罪悪感を払拭して
自由になるために
自首することに。

 

マルは、
逃亡中にトビオの現金を
奪って風俗で豪遊したり。

伊佐美の金も奪おうとした
作品の中のクズオブクズな
人間だったけど。

最終的に、
友達の大事さに気づいて、

トビオたちの所へ
会いに行った所で、
マルは自首することを決意。

 

伊佐美は、彼女の今宵を
妊娠させてしまい。

今宵は、爆破事件の
犯人疑惑があった伊佐美と
一緒にいたら、

子供に迷惑がかかると思い。

今宵は伊佐美と別れることに。

そこで、伊佐美は、
今宵と子供のために、
自首することを決めました。

 

パイセンは、愛のために
トビオは、自由のために
マルは、友達のために
伊佐美は、今宵と子供のために

っていう、
それぞれの目的で、
自首することに至ってます。

で、自首行為は失敗して
パイセンだけ捕まって、
それから10年後の世界が
ちょっと描かれてるんですけど。

パイセンは、
刑務所から出所して
お笑い芸人を目指して
働いてて。

マルは、マルチ商法で
超儲けてて 笑

伊佐美は、
彼女の今宵と結婚して
子供にも恵まれてて。

3人は、
罪悪感から解放された
人生を送ってるけど。

(厳密に言えば、
マルは罪悪感を感じてない)

トビオだけは、
未だに罪悪感から
抜け出せず。

通り魔に襲われた所で、

罪悪感から解放されて
自由になるために。

自分の体を捧げて
死のうとしたり。

トビオは、最後まで
人を殺した罪悪感を
背負ったまま、
そこそこに生きてます。

 

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オチのラストシーンの意味を考察

オチのラストシーンについて。

トビオ達、4人が
爆破事件を起こした時。

ヤンキー達が燃えてるのを見て

ニヤッと笑みを浮かべた
トビオの顔で、結末を迎えるんですが。

最後まで、ゾクっとするような
胸くそ悪さは、もはや鳥肌ものです。

このシーン、
単行本だけの絵を見ると、
意味が分かり辛いですよね。

けど、掲載雑誌の最後のコマで

「何かが変わりそうで
本当は笑ったあの瞬間。」

て、書いてあって。

一番罪悪感を感じてるトビオも、
爆破事件の時は、楽しかったんだな
と。

結局、胸くそな意味だったという 笑

あと、他の人の意見を見て、
参考になったのもあって。

トビオは、
「そこそこ」な
人生ならそれでいいって。

自分の人生に、諦めに似た
感情を持ってたけど。

諦めるということは、
何かを期待していたということで。

爆破事件が、
諦めていた「そこそこ」
な人生を動かしてくれた。

そんな感じで、
トビオは期待感から、
思わずニヤけてしまったみたいな。

結局、心の底では
そこそこじゃなくて
大きな何に期待してたという。

そんな感情が
トビオにもあったわけですね。

どんな人も安定、
安全を望みながら、

心のどこかでは
安全で退屈な人生から
抜け出して

スリルを
感じていたいという。

二律背反的な、
人間の欲求を描いたのが

最後のトビオの笑みだったと。

そんな意味もある
悲しいラストシーンです。

人が、事件とかのニュースを
見るのも一緒ですよね。

人には退屈したくないって
いう欲求があるから見ちゃう。

トビオ達を見て、

「爆弾とかこいつら
頭いっちゃってるわww」

って他人事のように思ってる人も。

普段、事件系のニュースを見て
その刺激を心のどこかでは、
娯楽物として楽しんでるという。

そんな人達に対して、

「いや、
お前らもトビオ達となんら
変わんねーかんな?」

ってことを伝えたいのが
僕たちがやりました
なんじゃないかなと思った。

なんなら、
このマンガも、人の死を扱った
不謹慎なマンガだけど。

それを娯楽物として
みんな楽しんでますからね笑

退屈を感じられるのは、
幸せな証だけど。

それでも、
退屈が続けば、
人は満足できない生き物という。

そんな底の無い、
どうしようもない欲求を
抱えてるのが人間なんだと。

何だか悲しい気持ちに
なってます。

色々話してきましたが、
結局は「ギャグ漫画」なので
普通に楽しめる内容になってます。

勢いで全9巻、一気読みしちゃうほど、
興奮しました。(エロ的な意味も含め)

ここでは紹介しきれないくらい
僕たちがやりましたは、もっと面白い所があるので。
漫画を読んでない方は、
とりあえず1巻だけでもいいので、
読んでみて下さい。
続きが気になって仕方なくなるので、
時間がある時に読まないと、注意が必要ですが。

 

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 - 僕たちがやりました